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プロ野球のドラフト会議は毎年11月に行われます!

開幕してから約3週間が経過したプロ野球。セ・リーグではヤクルトとDeNA、巨人が首位を争う。その一方で昨季まで3連覇中の広島が5カード連続でカード負け越しとなり、大きく出遅れる波乱が起きている。パ・リーグは昨季2年連続日本一に輝いたソフトバンクが怪我人を多く抱えながらも首位に立ち、楽天、日本ハム、西武が追う展開となっている。国内プロか米大リーグ挑戦かで進路が注目されていた花巻東(岩手)の最速155キロ左腕、菊池雄星投手(3年)が25日、花巻市内の同校で記者会見し、日本の球団でプレーする希望を表明した。史上最多の日米20球団が面談に訪れた争奪戦。「日本一の投手になってから挑戦したい」と米球界挑戦は封印し、会見後は涙を流した。これまでドラフト会議での指名回避を明言しているのは巨人、広島の2球団。29日のドラフト会議では史上最多の8球団以上が競合する可能性が高まった。無数のカメラストロボを浴びた菊池が、会見冒頭に自ら口を開いた。国内球団か米国挑戦かで揺れ動いた18歳が、悩み抜いて出した結論は日本だった。菊池 高校の時も日本一を目指してやってきたけど、あと1歩届かなかった。もう1度日本一を狙いたい。まだまだ自分のレベルでは世界で通用しないと思った。日本の方全員に認められてから、世界でプレーしたいと思いました。早稲田実の野村大樹がドラフト会議で、同校OBでもあり、憧れている王貞治氏が会長を務める福岡ソフトバンクから3位指名を受けた。「素晴らしいチームに指名されてホッとした。涙が出そうになりました」『セレンディピティ』という英語の造語があるそうだ。小さな偶然をきっかけに大きな幸運をつかみとる、ということを意味するらしい。野村のドラフト指名までには、そんなストーリーがあったように思う。まず、小さな偶然とは6歳の時に甲子園に行ったことだ。野村は小学校に上がる前の年に祖父に連れられて甲子園で初めて高校野球観戦をした。それが2006年夏、早稲田実vs.駒大苫小牧の決勝と決勝再試合。白地にエンジの校名のユニホームが好きになって、入りたいと思うようになったそうだ。今秋ドラフト候補左腕の昌平・米山魁乙投手(3年)が、春季埼玉大会初戦にリリーフ登板した。2回を2安打無失点に抑え、3奪三振だった。この日の最速は139キロ。得意の高速スライダーは封印し、直球だけで攻めた。「県大会初戦で少し緊張もありましたが、思っている以上のストレートは投げられました。ヒットされたのは、まだ甘いということ。高めに浮いたら花咲徳栄や浦和学院には捉えられる。低めの精度を上げたい」と話した。秋のドラフト会議に向け、現時点では左腕投手候補の不足が叫ばれる。この日もネット裏では7球団が視察。中日正津スカウトは「腕の振りは強く、投げっぷりもいい。今後はしなやかさがもっと出てくれば」とさらなる飛躍に期待していた。石川県金沢市出身。全国大会出場の経験はなく、金沢星稜大出身では初のプロ野球選手だった。昨年10月のドラフト会議の1カ月前まで牛丼チェーン「すき家」で時給1000円前後のアルバイトに励み、ホール作業を担当していた。少年時代は全国中継される巨人のファン。試合前は報道陣や関係者が待機する通路にふらりと現れ「初めて東京ドームに入った。始球式とか見てみようかなとか散策したけど、ぐるぐる回って迷子になりそうで」と照れた。都内の職場に勤務する兄・亮輔さん(25)も急きょ駆けつけ、ヒーローインタビューを見守った。4月21日、仙台育英高校のグラウンドで、対大船渡の練習試合が行われた。お目当ては最速163キロの剛速球を投げる佐々木朗希投手だ。「今すぐ、プロ野球に入っても通用する」「メジャーでもやっていける」と高評価を得ており、今秋のプロ野球ドラフト会議で主役になるのは必須。一部報道によれば、「日米20球団以上のスカウトが試合開始3時間前から待ち構えていた」とのこと。その評価の高さを再認識させられた。この異常なフィーバーぶりは日本のプロ野球の在り方にも影響してきそうだ。まず、メジャーリーグのスカウトが視察に現れたことに、こんな見方もある。「基本的に、日本高等学校野球連盟(高野連)は卒業後に野球を続けるための進路選択として、いきなりのメジャーリーグ挑戦(海外プロ組織)について『芳しくない』との見解を示しています。高野連の権限で完全に禁止することはできませんが」(関東圏私立校の指導者)それでもメジャーのスカウトが地方の、それも、練習試合にまで足を運ぶ目的は、お目当ての選手の「将来のメジャーリーグ挑戦に備えてのデータ収集」だという。ア・リーグ中地区のスカウトがこう言う。「菊池雄星の調査が実ったのは、18-19年オフになってから。花巻東高校時代からデータを集め、その調査書が一部とはいえ、交渉の場で活用されたのは事実です。あと、米球界は『投手の投げすぎ』『登板過多』を嫌います。高校時代にどれだけ投げてきたかも知っておきたいので」四国アイランドリーグplusに所属する徳島インディゴソックスは、6年連続でNPBドラフト指名選手を輩出している勢いのあるチームだ。最近では、埼玉西武ライオンズで活躍する伊藤 翔や、2018年のドラフト会議で千葉ロッテマリーンズに育成1位指名を受けた、鎌田 光津希などが、徳島インディゴソックスからプロ野球の世界に羽ばたいており、今年もNPB入りへ大きな期待が持てる選手が多くいる。中でも注目なのは、明徳義塾出身の岸 潤一郎だ。エースとして4度の甲子園に出場し、多くの高校野球ファンを沸かせたことは記憶に新しいだろう。また、大阪桐蔭時代に藤浪晋太郎(阪神)投手とバッテリーを組んでいた川端晃希にも注目だ。高校卒業後は、同志社大学やJFE東日本でプレーを続けてきた「野球エリート」が、野球人生を懸けて今シーズンから徳島でプレーする。